【最恐ホラー小説】決して1人で読んではいけない至極の一冊【火のないところに煙は】

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こんにちは、Hisashiです。

まだ夏には早いですがどんどんと暑くなってきました。暑い夏には怪談ということで最恐のホラー小説を紹介したいと思います。

「火のないところに煙は」


火のないところに煙は

今回紹介するのは

芦沢央さんの「火のないところに煙は」です。

暗い表紙と意味深なタイトル、恐すぎて即完売なんて帯の広告に見事に釣られて読んだ本作、間違いなく最恐のホラー小説でした。

決して1人で読んではいけませんよ。

著者・芦沢央さんの紹介

1984年生まれのミステリー作家さんです。

2012年、「罪の余白」で、第3回野生時代フロンティア文学賞を受賞し小説家デビュー。

2017年、「許されようとは思いません」が第38回吉川英治文学新人賞、2018年「ただ、運が悪かっただけ」が第71回日本推理作家協会賞短編部門の候補になってます。

その他作品「悪いものが、きませんように」‘いつかの人質」「バック・ステージ」など

あらすじ

それではあらすじです。

「神楽坂を舞台に怪談を書きませんか」。突然の依頼に、かつての凄惨な体験が作家の脳裏に浮かぶ。解けない謎、救えなかった友人、そこから逃げ出した自分。作家は、事件を小説にすることで解決を目論むが――。驚愕の展開とどんでん返しの波状攻撃、そして導かれる最恐の真実。読み始めたら引き返せない、戦慄の暗黒ミステリ!

https://books.google.co.jp GoogleBooksより

物語は主人公の相沢央が神楽坂について怪談短編を依頼されたところから始まります。

それから展開されていく6つの物語から成る短編小説と見せかけた長編小説となっています。

あれ?ちょっと変じゃない?って思った方、それ正解です。

本書は著者の相沢央さん自身が主人公で、依頼された短編を実際にまとめた本なのです。

ちょっと気持ち悪さが出てきましたね。

これって実話なの?

本書の魅力はあらすじでも触れた通り、

主人公自身が著者で、小説の内容通りに短編集であるこの小説を書いたということです。

繰り返しになりますが、これが本作の肝です。

確認しますが、この小説は怪談小説です。

怪談って実際にあったのかなかったのか、その曖昧さが恐さそのものですよね。

自分は体験したことは無いけど本当にそんな話あるの?

証明出来ないからこそ警戒します。

それが恐怖です。

話は戻りますが、本書はこの絶妙な構成で現実の芦沢央が実際に体験した話なのか、それともあくまで小説の中でのキャラクターとしての芦沢央の物語なのかその線引きを曖昧にしています。

この曖昧さ本作の魅力です。

著者・芦沢央視点で進むストーリー、そして語り…とてもリアリティがあります。

それが本当に怖いんです。

衝撃の結末

もう一つの魅力が短編小説と思わせた長編小説を上手く利用したラストシーンです。

一つ一つの物語を読み終えた後、最終話の「禁忌」で主人公は今までの短編に、ある違和感を抱きます。

そしてそこから始まる神楽坂の怪談の全て、最後の最後でゾワッとさせられます。

この小説は短編集の様な構成ですが是非頭から順番に読む事を推奨します。それが衝撃の結末へと繋がるのですから。

自分は日中に読み終えたのでなんとか夜眠ることができました。笑

まとめ

暑い日におすすめのホラー小説如何だったでしょうか?

是非著者・芦沢央さんの視点で進む怪談を楽しんでください。

一気読みしてしまうほど面白い小説ですので興味を持っていただけたら嬉しいです。ミステリー小説が好きっていう人も楽しめると思います。

その他芦沢央さんの作品はこちら

【ミステリー小説】不気味な暗黒ミステリー紹介『許されようとは思いません』芦沢央

それでは、このへんで。

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Hisashi

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2020年5月より「HisashiGames」を運営中。

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