【漫画】美しくも歪な執着と愛情…文野紋短編集『呪いと性春』

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こんにちは、Hisashiです。

今回紹介するのは、Twitterにて存在を知った漫画家:文野紋(フミノアヤ)氏の初単行本となる『呪いと性春』です。

可愛らしい絵に魅かれて読んでみたのですが、まさかのグチャグチャな感情が支配した青春群像劇でした。

嫉妬、葛藤、嫌悪、執着、愛情といった自分や他者との関わりの中で生まれる感情が歪な形で繰り広げられる物語に、恐さを感じつつも、一瞬で虜になってしまいます。

とても素敵な作品ですので、この記事が未読の方の参考になれば幸いです。

それではいきましょう。

『呪いと性春』文野紋

おすすめ度4.6
ページ数208P
定価本体800+税
初版2021年1月17日

本書の内容はこちら。

特別な私を、死ぬほど愛して。 

Twitterやコミティアで話題騒然。 死んでも目が離せない異才・文野紋が贈る、 美しくも歪な初単行本。 

SNSで合計10万いいね!された作品や、コミティアで話題の作品のリメイクに、「月刊!スピリッツ」「やわらかスピリッツ」掲載のオリジナル作品を加えた、計6編を収録。 

Amazon.co.jpの商品ページより引用

こちらは短編集となっており、計6編の物語が収録されております。

  1. 序幕
  2. 呪いと性春(前編)
  3. 呪いと性春(後編)
  4. 僕ら地獄の逃避行
  5. 秘密の花園PINK
  6. 毒は廻る
  7. 神様の心臓
  8. あとがき

30分もあれば読み終えることが出来ますが、読後の余韻は中々抜けてくれず、凄まじいものがあります。

感情が動かされる物語ばかりなのと『性春』という当て字が使われている通り、少しアダルティーな描写がありますので、読まれる際は注意してください。

作品紹介「神様の心臓」

続いて収録作品の中から文野紋氏(@bnbnfumiya)のTwitterで公開されている『神様の心臓』を紹介したいと思います。

この作品のテーマは『満たされない愛情と共依存賛歌』。

共依存とは、自分と特定の相手がその関係性に過剰に依存しており、その人間関係に囚われている関係への嗜癖状態を指す。すなわち「人を世話・介護することへの愛情=依存」「愛情という名の支配=自己満足」である。(Wikipedia引用)

共依存の恋愛は、今現在の風潮ではタブーとしての扱われ方をしていますが、そこを大胆にテーマとしてこの作品では取り上げられています。

この相手を好きだからこそ、支配していたい…という感情は分かりそうで分からない、分からないようで分かる、微妙な位置の感情であり、恋愛の在り方、相手の距離感について考えさせられました。

個人的には収録されていませんが、『彼氏が女装趣味だった話』も恋愛の正しい在り方を悩む主人公の女の子が可愛らしくて好きな作品です。

他にも様々な作品を投稿されているので、Twitterからも目が離せませんね。

文野紋(@bnbnfumiya)Twitterリンクはこちら

口コミ紹介

最後にAmazonでの口コミを紹介します。

Amazonでのレビューでは4.2(2021.1.28時点)となっており、とても評価が高い作品です。

内容が重めなので読む人を選ぶとは思いますが、ハマる人は間違いなくどっぷりハマれるので興味がある方は読んでみてください。

終わりに

「呪いと性春 文野紋短編集」PV(その1)

以上、文野紋『呪いと性春』の紹介でした。

恋愛系が好きな人、少し重めの暗い雰囲気の作品が好きな人、思春期特有のドロドロした感情の変化や葛藤が苦手ではない人におすすめの漫画です。

まずはTwitterにて作品の雰囲気を掴んでみては如何でしょうか。

それでは、このへんで。

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この記事を書いた人
Hisashi

主にゲーム、筋トレ、読書を愛する20代サラリーマンブロガーです。

2020年5月より「HisashiGames」を運営中。

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